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W.Somerset Maugham

Vintage

グループ:Book

ランキング:1391

価格:¥ 1,528

発売日:2001-04-05

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カスタマーレビュー

優れた作家の人生観を端正な英文で読む楽しみ  (2008-07-27)
  モームは、生きている間に八千万册以上の本を売った。映画となった作品も多くある。劇作家としても、世界の有名な劇場で複数の作品が同時上演されたことが何度もある。
 だが、今では彼を知らない人が多いだろう。彼の栄光は、死後に一気に低下した。著名な作家のグラハム・グリーンは次のように言っている。
「私は文学史の中ではあまり高い位置を得ることはできない。だが、モームよりは上だろう。彼ほどには売れていないから。」
 この言葉は、大衆に受けることを嫌う評論家が欧米に多いことを皮肉っている。 私の考えでは、モームには独自な世界があり、大衆に受ける小説を書きながらも、内なる強い衝動に突き動かされて書いていた。このことを認める人が増えたら、彼は再評価されるだろう。
 モームの一番の特徴は人間観察力である。『The Summing Up』にこう書いている。
「私は、誰かと一時間ほど一緒にいたら、その人を主人公にして十分に面白い小説を書けるくらいの材料を得る。」        
この恐るべき観察力を活かして、戦争中にスパイとして働いたこともある。『The Summing Up』 にこう書いている。「偉大な人はしばしば首尾一貫している。矛盾に満ちているのは弱い普通の人である。そのような人を本当に知るということは不可能である。彼にこのような所があったのかという驚きの経験は何度も繰り返されていく。」
 彼のテーマの一つは、人間の弱さ、そして、平凡な人間、どうしようもないと思われている人間の面白さである。モームはこの大切な人間観を、最上のストーリーと共に教えてくれる。
 現代の人間には、モームの人生はもう一つの問題を提起している。それは深い孤独である。それは栄光の頂点にあるときから彼を苦しめたが、老年になって、彼は認知症になり、周りの理解を得られずに苦しんだ。これは多くの人たちが直面しつつある問題である。
まず『要約すると』 を読んでみて欲しい。興味を持ったら彼の小説を手に取ることになるだろう。
 英文としてはやや古いかもしれないが、端正な英文の見本のような文章を読んで、得られるものは多いだろう。

The best of Maugham / 時代を超えて語りかけるモーム  (2008-05-09)
< Most people think little. They accept their presence in the world; blind slaves of the striving which is their main spring, they are driven this way and that to satisfy their natural impulses, and when it dwindles they go out like the light of candle. Their lives are purely instinctive. It may be that theirs is the greatest wisdom. But if your consciousness has so far developed that you find certain questions pressing upon you and you think the old answers wrong, what are you going to do? >

Written when he was 64, this book by Somerset Maugham provides an insight into his thoughts and feelings about literature, art, philosophy and life.

Whether you share or reject Maugham's views in this book, you will find this book an invigorating challenge to set notions, and a pure joy to read.

One of the rare books which really deserve the epithet ! 

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