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アイテム詳細

山崎貴
西岸良平

バップ

グループ:DVD

ランキング:2937

価格:¥ 5,603

発売日:2006-06-09

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レビュー(Amazon.co.jp)

???昭和33年。東京の下町の自動車修理工場に、集団就職で青森からひとりの少女が就職してきた。六子は大きな会社を期待していたが、小さな工場でガッカリ。それに怒った社長の則文だが、やがて六子は則文の妻トモエや息子の一平らと仲良くなり、一家になじんでいく。一方、売れない作家の茶川は、飲み屋のおかみのヒロミから、親に捨てられた少年・淳之介を押しつけられ、一緒に生活することに。最初はけむたがっていたが、淳之介が自分が原作を書いている漫画のファンだと知り、次第に距離が縮まっていく。そんなとき、淳之介の本当の父親が現れ…。
???東京タワーが完成し、白黒テレビが出始めた昭和30年代を舞台に、人情味溢れる下町の人々の心温まるエピソード満載の感動作。堤真一(工場の社長)薬師丸ひろ子(社長の妻)吉岡秀隆(作家)小雪(飲み屋のおかみ)など人気と実力を兼ね備えた役者陣も好演だが、一平演じる小清水一輝のヤンチャさ、淳之介演じる須賀健太のけなげさが、この映画のチャームポイント。また下町の人情がホノボノと胸を打つゆえに、後半のさまざまな別れには泣かされっぱなしだ。昭和の景色を再現したCGも見事だが、やはり映画は映像だけでは語れない。人々のやさしさに、心の清らかさに触れることのできる原作(西岸良平の同名漫画)のハートを山崎貴監督がきちんと映し出したからこそ、感動できる映画に仕上がったといっても過言ではないだろう。(斎藤 香)

カスタマーレビュー

率直に楽しめばよい  (2008-07-05)
「感動させよう」と見え見えの「あざとい演出」があるのは事実です。
「昭和30年代前半をおおげさに美化している」という批判もわかります。
ただ、映画全体として見た場合、「うまくまとめたな」といのが、私の率直な感想です。キーワードは「明日に対する希望」といったところですか。

一つ一つのエピソードは日常のちょっとした話なのですが、最後でうまくひとつにしました。集団就職で鈴木オートに住み込みとなった六子(堀北真希)が帰郷の列車の窓から手を振るところ、ダイハツミゼットの荷台から鈴木オートのお母さん(薬師丸ひろ子)が指さすところ、スナックのママ(小雪)が売れない作家の芥川(吉岡秀隆)からもらった「空気の指輪」を夕日にかざすところ、その先には「きれいな夕日」と「完成したばっかりの東京タワー」があります。

原作漫画にわざわざ「ALWAYS」の文字を入れたのは、作り手の「いつでも希望を」という願いでしょう。

ALWAYSの意味とは  (2008-03-16)
昭和30年代の東京下町が舞台の古き良き時代を思わせる物語。
原作は「夕焼けの詩」というタイトルで、「こち亀」や「サザエさん」のように1話完結で構成される。
「三丁目の夕日」という名称は、舞台が三丁目に変わったコミックス3巻あたりから付いている副題。
そして今回の映画化にあたって、原作にはない「ALWAYS」がタイトルに加わった。
今回作品を鑑賞するにあたって最も重要な語といってもよさそうな「ALWAYS」だが、
多くの感想を見聞きしているうちに「意味が分からなかった人が意外に多いのではないか」という気がしてきた。
ここは絶対に落とすわけにはいかないところだと思うのだが。

ALWAYSは辞書的な意味では「ずっと;常に」といった感じだろうか。
原作にないタイトルなので、映画製作者が原作から一歩進んで伝えたかったのだろう。
ALWAYSとは何を指していたのか。
作品を最後まで観れば本当は分かるようになっている。

映画のストーリーは原作のつまみ食いのような感じで、
それだけで終わってしまっては単なる原作へのリスペクトになり、個人的には面白くもなんともない。
また、CGやミニチュアを使って昭和33年を見事に再現していて、製作者も相当力を入れたことがうかがえる。
重要な見所の1つだろう。
それでも、ALWAYSが指していたものは(運や偶然も味方したようだが)なんと実写を使っているようだ。
やはり本当の感動どころはALWAYSにあると言いたい。

ヒント:
DVDなのでもちろん英語字幕を表示させることもできる。
その最も重要なシーンである人物が最も重要なセリフをしゃべるのだが、
ちゃんとその字幕の中には「always」が含まれている。
当時の昭和が描かれると「あれも変わった、これも変わった」と懐古的に感動する。
でも、ずっと変わらないものもあるなら、それはもっと素敵だよね、ということ。

こちらの豪華版ではファン向けにちょっとした特典が付いている。
通常版との価格の差を考えると特典を考慮してもやや割高な気がするが、
「昭和玉手箱」は(後に価値が出るかもしれないので)あえて未開封でとってある。

1958年の東京  (2008-02-11)
1958年=昭和33年。自分はまだこの世に存在しなかった。堀北真希の役が戦争直前の1940年生まれで、2008年現在で68歳。堤真一や小雪、薬師丸ひろ子らは80〜90歳代だろう。この映画が大ヒットしたのは、団塊世代が子供だったころのノスタルジーに浸れるからだ。団塊からみてもホンモノの昭和33年が描かれているのだろう。「あの当時はよかったなあ」的視点で作られており、またいくつかの家族(三種の神器が変える家庭や貧乏生活の作家、高年収そうだが大空襲で妻子を亡くした医者、借金取りから逃げる女 など)の姿を描くことにより、現実感を高めている。昭和の10年代も前半は非常に楽しい世の中だったという。そこにはいずれも「狭いながらも楽しい我が家=家族団欒」があった。いまはプライバシーだ、子供用個室だ、塾だとみんな離れ離れ。空襲がないだけで、この空虚感は大東亜戦争時と変わらないのではないか。なぜだか涙が溢れてくるのは、その空虚さに対する我々現代人の答えだろう。続編には個人的には反対だが、各家族の「その後」も見てみたい気はする。この世界観はNHK連続テレビ小説でも月9でも出すことはできない。2時間のタイムスリップこそ映画の醍醐味だから。

感動させすぎ!  (2007-12-03)
オラぁ〜星野六子だす〜。

ドライアイでお困りの方必見でございます。
なにこの映画泣くところばっかじゃない。
分かるんだいかにもお涙頂戴の話並べやがって。
分かってるんだ分かちゃいるけど最初から最後まで涙ボロボロ〜〜〜。

東京タワー見えるから山の手の話じゃないこれ。
昭和30年代当時下町はこんなに美しい日本じゃなかったぞってかのKTさんが言ってたぞ。

でもオープニングの路面電車が出てくるCGの映像はさすがにすごいな。

思い出は常に美しい  (2007-10-08)
思っていたより良い映画だった。

賛否両論あるようだが、平成に生きる日本人が考える「昭和の情景」を願望充足的に映像化することに見事に成功している。

これは宣伝文句が謳う様な「当時の日本人の生活を忠実に再現した映画」などでは決してない。
日々の生活に疲れた人々が、心のフィルターを濾過して作り上げた「幸福だったあの頃」にもう一度戻りたいという願望を満たすための映画である。
「ぼくのなつやすみ」という子供時代の夏休みを追体験するプレステの人気ソフトがあるが、それと同じジャンルの作品と言えよう。

私自身は昭和四十年代の生まれだし東京育ちでもないが、この映画を見ているうちにいつの間にか子供時代を思い出していた。
時間の流れは今より緩やかで、雨上がりの空も夕餉の支度の匂いも何もかもが色濃く、明日は今日よりも良い一日の様な気がしていたあの頃。
人々は日々の暮らしに感謝し、季節の行事を大切にし、豊かではなくとも皆がお互いを助け合い生きていた。

…それは今振り返るからこそそう思うのであって、その時代にはもちろんその時代の悲しみや苦しみが当然ながらあったし、決して善人ばかりでもなかった。
しかしそうやって作り上げられた「美しい思い出」を心の拠り所として人々は生きているのである。

ゆえに「あの時代を美化し過ぎている」という批判は的外れである。もしリアルな「あの時代」を知りたければ、NHKの映像アーカイブスを見れば良い。
「思い出は常に美しい」のだ。

エピソード自体は「男はつらいよ」の総集編の様な人情噺の寄せ集めで特に目新しいものは無く、
出演者もあの時代の日本人にしてはスマートでやや小綺麗な感は否めないが、それも「美しい思い出」を彩る舞台装置としては必要十分なものであった様に思う。

評論家や映画通を唸らせる映画ではないと思うが、「美しい思い出」を追体験したい人にとっては老若男女楽しめる作品。
一人見て感傷に浸るも良し、家族で見て涙するのも良しである。

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